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BLACK SWAN MOMENTS 06/13

McLAREN F1

M6GTがブルース・マクラーレンにとって理想のスーパーカーの青写真だとしたら、McLaren F1は間違いなくブルースの夢を実現したマシンでした。25年後、マクラーレン・カーズを当時率いていた設計者ゴードン・マレーは、ロン・デニスの支援を受け、まったく制約のないロードカーを製作。彼らはその夢を継いだだけでなく、それを超えるマシンを生み出したのです。

1996年3月31日、スポーツカーのレーシングドライバーであるアンディ・ウォレスは、発表から5年目となるMcLaren F1を駆って240.1mphのスピードを叩き出し、市販のロードカーの最速スピード記録を打破。その記録はその後何年にもわたって破られることはなく、ブルースがかつてM6GTに夢を抱いていたように、McLaren F1は世界最速のロードカーとなりました。

 

F1の構想当時、ジャガーからブガッティまで、あらゆるメーカーは、公道仕様の車で200mphの記録を打ち破ることを目指し競っていました。このため、マクラーレンがグリッドに並んだのは当然のことでした。しかしながら、マシンに投入されたアイディアは型破りなものでした。その革新的なデザインとエンジニアリングは、抜群に最速のマシンとしてだけではなく、究極のドライバーズカーとして名を残すことになったのです。

最高の運転を確実に実現するため、F1はドライバーからの斬新な意見を元に設計されました。F1のシートはそれ自体がイノベーションでした。何年もの間、マレーはドライバーシートを中央に置き、その左右にシートを配置する3シート構成を検討。この構成では、サイドの後ろにラゲージルームの余裕を持たせることもできました。スピード記録を打ち破るために必要不可欠なものではありませんでしたが、F1が日常的に使用できる実用的な愛車として認められるためには重要なものでした。

 

外部の設計では、F1は市販車で初めてカーボンファイバーコンポジット製のモノコック構造を採用。これによりF1は同種のどのマシンよりも頑丈かつ軽量で安全なマシンとなりました。またこれは、F1の第2の主要な特徴、つまりカーレースのDNAのための必須条件でもありました。

過去のFormula 1™世界選手権では、アイルトン・セナとアラン・プロストが駆るMP4/4が1レースを除くすべてのレースで勝利、マクラーレンを優勝に導いていました。選手権での優勝をもたらしたこうした技術の多くがすぐにF1にも継承されました。先に述べたように、Formula 1™の発想と技術に直接由来する設計のモノコック構造はそれまで類を見ないものでした。さらに、強いブレーキ時に一定の圧力の中心を維持するアクティブ・エアロダイナミクスも初めてスポーツカーに導入されました。

 

マクラーレンを最後の重要な点へと到達させたもの。このスポイラーは、多くの高性能スポーツカーのように追加装備として搭載されたものではありませんでした。これには目的があり、そうでなければおそらく搭載されることはなかったでしょう。高級感や行き過ぎた装備は障害ではありませんでした。「不要なものは一切装備されていません。スタイルのためのスタイルではないのです」というル・マン24時間レースの勝者であるデレック・ベルの言葉はまさに核心をついています。

ブルース・マクラーレンが何年も前に心に描いていた、世界最速のマシンの製作に乗り出したマクラーレン。ブルースからも継承した発想により、マクラーレンはおそらく史上最高と言えるドライバーズカーを生み出しました。1993年モンテカルロでのマシン発表の場で、ゴードン・マレーは次のような言葉を残しています。振り返ってみると、約20年経った今ほどこの言葉が当てはまる時はないかもしれません。

 

「これは単なる先に進むための一歩ではありません。スーパーカーにとってまったく新しい出発点なのです。」

 

そしてゴードンの言葉通り、マクラーレンがその前進を止めることはありません。最近、McLaren P1™はハイパーカーの定義をまったく新しいものに再び変えました。 McLaren  F1は間違いなく、マクラーレンをここまで到達させた出発点でした。

次のマクラーレンの‘ブラック・スワン’モーメントであるマクラーレン・スポーツ・シリーズは間もなく発表されます。